装置によっては、半世紀近くも現役で頑張ってくれている装置もございます。
そういった装置は、やはり定期的なメンテナンスをさせて頂いている装置です。
弊社では、定期的(2~3年毎)なメンテナンスをお願いしております。
メンテナンスのひとつの形態として、オーバーホールがあります。
オーバーホールも
弊社に持ち帰り解体・整備して、組み立て動作チェックを行い、お納めさせていただく方法と
お客様の現場で、解体・整備して組み立て動作チェックし、またお使いいただく方法がございます。
今回は、後者の方法でのオーバーホールについて、実際の作業の手順を説明します。
- 日程について確認させていただきます。(できれば長期休暇中が ありがたいです)
- あらかじめ現場を確認させていただき、使わせて頂くことができるスペースやユーティリティ(水道水、圧縮空気)、また洗浄した後の排水などについて、現場を見ながら確認をさせていただきます。
- 当日まで、必要な道具を揃えたり、もしもの時の部品を用意したり、準備を整えます。 あとは、晴れの日が続くことを祈りながら…
- 当日は、装置の現状を確認し、写真に収めたり、スケッチしたり、寸法を測ったり、現状復帰するための準備を行います。
- 日程の許す範囲(解体/組立が可能な範囲)で装置を装置を解体していきます。
- 取り外した部品は、破損がないかを確認します。電気部品はその定数を測定し異常がないかを確認します。異常や破損が見つかった場合は、修理の可不可、もしくは予備品の有無を確認します。